導入事例Case Study

オークマ株式会社

100年企業の営業組織を、仕組みで進化させる。営業力の再構築に挑むプロジェクト。

オークマ株式会社 様
従業員数:
4,071名
資本金:
180 億円
事業内容:
工作機械の開発・製造・販売
会社イメージ

導入前の課題

創業120年を超えるオークマ様は、国内外での製造業界の変化を背景に、営業活動のあり方を見直すタイミングに差し掛かっていました。属人的になりやすい営業手法、営業プロセスの不統一、現場ごとのマネジメントの差異など、持続的な成長のために「組織的な営業力の底上げ」が求められていました。特に、現場での活動が“見えない・伝わらない・評価しにくい”という課題は、マネジメントや育成における障壁となっていました。

BOWLS導入の決め手

ボウルズが強みとする「現場解像度の高い構造的アプローチ」が評価され、営業本部と連携してプロジェクトがスタート。まずは、全国の営業拠点・担当者の活動データ、顧客属性、提案傾向などを多角的に分析し、営業活動の見える化を徹底しました。現状把握をもとに課題を抽出し、営業プロセスの標準化や行動指針の設計、マネジメント強化に着手。評価制度や育成体制の再構築にも取り組み、“個人任せ”から“組織で勝つ”営業体制への移行を推進しています。

支援内容

支援メニュー:Sales Branding/営業組織開発・営業仕組み化

・現場ヒアリングと営業データの可視化・分析
・営業プロセスの構造化と行動基準の策定
・育成・評価制度の設計支援(等級制度、行動評価軸など)
・マネジメント層向けの育成・仕組み導入支援
・成果創出に向けた施策のPDCA体制整備
・中期目標に紐づく営業組織の再設計プロジェクト推進

実際の成果と変化

全国の営業部門で活動の可視化と共通言語化が進み、現場のアクションに一貫性とスピード感が生まれつつあります。個人の感覚に頼っていた商談推進も、データや指標をもとにした定量的マネジメントへ移行。評価制度と育成方針の再設計も進み、若手〜中堅層の成長実感とモチベーション向上が生まれています。2030年の売上目標達成に向け、全社的な営業力強化の“核”となる仕組みが動き出しています。

クライアントの声

「これまで曖昧だった営業活動の全体像が“見える化”され、どこに注力すべきかが明確になりました。営業プロセスの構築を通じて、誰が・何を・どこに・どのように実行すべきかが整理され、再現性ある営業体制に向けた土台づくりが、着実に進んでいます。」